土曜日, 3月 03, 2007

open studio review


open studioのreview、講評会というか反省会というか。が、開かれました。内容はほぼお説教だったけど。僕が考えてたように、展覧会という形式とAMSで作ってる作品というのは相容れない要素があることは共通認識としてあって、jamesが言うには、「ちょっと行き過ぎたくらいの形で実現しないと意図は伝わらない」と。僕の作品であれば、とにかく沢山の引き出しがあるとか、考えたインタラクションのシナリオを全てスケッチに描き起こして掲示するとか。理想的な形をひとつ展示するのでなく、全部盛込んでしまう。確かにそうすれば見た目にはスマートでないがインパクトはあるものになる。特に僕の作品は音がメインなので、視覚的にキャッチできないから気付かなかった人も多かった。think everything!だね。

実現が難しいものはそもそもデザイン的に間違ってると考えてもいい。ことインタラクションデザインに限れば、どうすればそのフィーリングが得られるか、にフォーカスした方がいいのかも知れない。最初にマウスが発表された時も、実はちゃんと動いてなくて、マウスを操作してるふりをする人と、裏でその通りに動くようにプログラムする人がいたそうだ。考えてることをちゃんと伝えないと、プロジェクトを進める人やお金を集められない。そのために必要なことは何か。

とにかく考えたことをどんな形であれ作ってみる。フィードバックを得て改良する。深く考える。また作る。その繰り返し。もう大分この分野でも表現方法が出尽くしてきてて、ファーストアイディアで新しいものが生まれるほど甘くはない。

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